フリーランスやってみる
巷で新型コロナが大流行している、2020年春。
フリーランスとして性根を入れるために本ブログを開設しました。
フリーランスになった経緯
2019年5月、4年半勤めたシネコンを退職しました。心が折れました。
2019年5月、医療法人社団に転職するも8月に退職。不信感の募る出来事が頻発しすぎました。
以後、無職のまま今に至ります。
シネコン勤務時から考えていましたが、私に会社勤めは向いていないようです。
私の裁量に任せてもらえれば、どんな業務でも前向きに取り組み何とか成果を出します。ですが、それに見合った報酬が発生しないと納得できません。
一方で、良き報酬を与えられても不信感の募る職場であれば嫌気が差してしまいます。例えば、集団解雇を目の当たりにしたり、上司に責任を擦り付けられたり。
業務に見合った賃金を貰い、上司が部下をフォローしてくれる。そんな職場なら続いていたと思います。高望みでしょうか。
立て続けに「会社員」として失敗したので、会社勤めに戻る自信がありません。
このまま無理して「会社員」に戻ってもすぐに退職して自分の経歴と就職した会社、双方にダメージを与えることになるでしょう。
そういった訳で、私は自分の裁量で仕事が出来るフリーランスを選択しました。
簡単な経歴
今まで陸上自衛隊や出版社に勤めてきましたが、シネコンが一番長続きした職場でした。
シネコンの立ち上げ社員として入社し、当初から広報やデザイン、システム関係といった様々な業務に携わる事となりました。
中途入社したてのペーペーでしたが、極度の人材不足だったので大半の担当業務は、私の裁量に任せていただきました。結果として月間300時間超えの超過勤務が発生しましたが、凄まじいスピードで日々を駆け抜けてオープンに至りました。
その後も、毎週のように新作映画が公開される為、日々違う広告展開や商品仕入れが発生するので飽きずに働くことが出来ました。
しかし、どれだけ前向きに業務へ取り組んでも昇進はなく、昇給もほぼありません。
気付けば30歳にして手取り15万円。手取り20万になるのは、単純計算で50歳。なんちゅー会社や。
本当に様々な業務を担当させてもらえ、非常に良い経験となりました。
ホラ吹いてるぞコイツ！と言われるような担当業務は下記の通りです。
・対外的な宣伝業務を担当
広告物の編集・校正を一任
各種SNS開設や運用
劇場内告知物（ポスター等）の掲出計画立案
舞台挨拶の誘致キャンペーンを実施
舞台挨拶開催時のゲスト接遇を担当
・劇場内のデザイン業務を担当
会員カードの制作
デジタルサイネージ（モニター）広告やお客様用の掲示物を制作
商品入れ替えに伴う売店メニュー表の加筆修正
劇場内で行う映画の宣伝装飾を担当
※イラストレーターやフォトショップはサブスクの承認が得られず、無料のCS2（笑）を使用
・業務用機材や備品の保守を担当
映写機（10台強）やオーディオアンプ、厨房機器や業務用PC（30台強）の保守
上記の不具合で上映が停止した場合、上映中止の可否を決定
・グッズストア業務を担当
大好きなアメコミ映画を応援すべく、出版社と契約してアメコミ書籍を取り扱い
整理券システムを導入して繁忙期のレジ運用速度を改善
・販売企画業務を担当
母体施設（ショッピングモール）と連携して販促キャンペーンを計画・運用
毎日すごく楽しく、やりがい一杯でした。
ただ、人事の機嫌次第で評価が決まる地獄の職場でした。マネージャーAは機嫌を損ねて年収150万ダウン＆降格処分、マネージャーBも機嫌を損ねて年収100万ダウンなどという地獄を目の当たりにする。
上司に裁量を与えられて仕事をしていた私も、人事がそれを気に入らなかったので昇給ほぼ無し、昇進は無し。
そして、退職の大きな原因。私の3年後輩、入社して1年ちょっとの女性社員が私より先に何故か昇進し、社内に気まずい空気が流れる。
人事（男性）は、男性社員を目の敵にしていたので、私が男に生まれたのが悪かったのかな？（なお、男性社員の66％が半年の間に集団退職）
退職時には、業務上関わった社外の方々から温かい言葉（「システム他の人誰も分からんのに誰とやりとりしたらええねん･･･」など）を多数いただきました。
そして、医療法人社団の総務に転職。シネコンより多少年収アップ。
病院サイトの改修や病院コラムのライティング、掲示物の修正を担当。
病院内の医療機器やPC類を保守。病院設備の修理なども実施。
しかし、病院内での派閥争いによる解雇や一部閉院などによる集団解雇を目の当たりにして震える。「来週から来なくていいよ」っていうの、本当に存在するんやね･･･。
また、上司より指示を受け、上司が用意したデータを基に制作した物を現場（病院）に納品。しかし、上司が用意したデータが間違っており、現場からドン引きするレベルの人格否定メールが届く。
上司に相談するも「そっか･･･」とだけ返答され謝罪など無し。その後、無事に炎上して現場へ出入りしづらくなり、私の評価が大幅にダウン。
アホらしくなって辞めた。
私が持ってるスキルってなんだろう
ここまで読まれた方は分かると思うんですが、仕事内容に方向性が無いんですよね。
本当、様々なジャンルにとっ散らかっています。
デザインに関しては、素人なりに本を読んで作った「不細工にならない無難なデザイン」レベル。
写真に関しては、撮ってAdobe Photoshop Lightroomで編集する趣味レベル。
動画編集に関しては、Youtubeのチャンネル登録者56人（2020/4/3現在）のクオリティ。
どれも人様からお金をもらって仕事をするレベルではないんです。
そんな私ですが、唯一仕事に出来そうだったのがライティングや編集・校正といった作業。
半年だけですが出版社の編集部に勤めていた事があり、取材申し込みから取材、キャッチコピー作成に本文ライティング、校正などを朝から晩まで行っていました。
シネコンでは、全ての広告物の校正を一任されていましたし、医療法人社団では医療コラムを書いていました。
また、個人ブログ程度ですが、16年近く雑多に更新しています。
今、自信を持って行える業務はライティング・編集・校正しかないです。
まともに喰っていけるのだろうか
正直、まともに喰っていける気がしません。
それでも、自分が行動した足跡を残していけば誰かの目に留まるかもしれません。
後に続く、私のような社会不適合者の役に立つかも知れません。
仕事だと思って、日日更新を続けていきたいと思います。
仕事ください。1文字1円以上なら喜びます。
